1歳から目立ち始め現在も続く多動・興奮への対応方法

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息子の多動の傾向

息子の多動傾向は、1歳までは全く分かりませんでした。むしろ、過集中の傾向が強かったので、多動は全く想定していませんでした。

ですが、歩き始めた頃(1歳3ヶ月ごろ)から多動の傾向が出てきました。それほど激しいものではありませんでしたが、興奮しやすさや衝動性が原因と思われる多動の一面が出てきました。

寝かしつけの際に長時間お布団の周りで暴れまわる(1歳から3歳頃)

お布団を見ると興奮していました。子供はお布団や枕が大好きなので、どの子も多少は興奮するものだと思いますが、息子はその「程度」がやや強かったです。

毎日毎日、同じお布団なのに、寝かしつけのたびにお布団の周りを何周も走り回り、ハイハイで動き回り、デングリ返りを繰り返したり、とにかくじっとしてくれませんでした。疲れ果てた私が放っておくと、1時間近く動き回っていたこともありました。電気を消しても、暗闇の中を一人で動き回っていました。

そのうちに、ある程度暴れたら絵本にすぐに切り替えらえることが分かり、少し暴れさせたら絵本の読み聞かせを速やかに始めるようにしました。

そうして3歳を過ぎたころから徐々に暴れ方がおさまってきました。7歳になる今でも、お布団に入ると必ず数回大ジャンプを繰り返しますが、随分大人しくなり、「今日は暴れないですぐに絵本だよ」と伝えておくと、暴れることなくすぐに絵本の読み聞かせを始められるまでになっています。ですが、6歳頃までは、多少は暴れる時間を作らないと絵本スタートができませんでした。

祖父母とのテレビ電話で興奮して動き回る(2歳~4歳)

とにかく、楽しい、嬉しい、ことに過剰に興奮するタイプのようで、祖父母とテレビ電話が始まると動きが一段と激しくなり、普段しないような動きを繰り返しました。

棚に上って飛び降りてみたり、部屋の中をグルグル走り回ってみたり、親に体当たりしてきたり・・・まるで、サルのようでした。

今でも、学校の参観日にはテンションが上がるのか、落ち着きがなくなり、必ず忘れ物をして帰ってきます。子供にはありがちですが・・・。ただ、息子のその様子を見るたびに、祖父母とのテレビ電話のときの興奮状態を思い出し、多動が今でも潜んでいる…と感じます。

幼稚園面談のときに園長室で大暴れ

息子は幼稚園に途中入園したので、入園手続きとして、4歳のときに園長室で個人面談を受けました。その日は多少緊張していた息子ですが、幼稚園を見学させてもらったり、若くて優しい先生方を見て嬉しくなったのか、園長室での個人面談の際に、突然ケラケラと笑いながらソファのうえで靴下を脱いで園長先生の顔めがけて投げ飛ばし、ソファの上で数回ジャンプしたあと、これまたサルのように園長先生の机に移り、机の上の書類を散らかそうとしました。息子はその間ずっと楽しそうに笑いっぱなし…笑い茸でも食べた???という感じです。

そもそも緊張の入園面談だったので、私は息子を強く叱責することを控えるつもりでいました。ですから暴れ始めた最初は、園長先生に謝りつつ「どうしたの?普段はここまでしないのに、どうしたの??」と言いながら、息子をやんわり制止しようとしましたが、息子の勢いは私の制止を軽く振り切ってしまいました。結局、園長先生の書類がバラまかれる寸前に制止に成功し、息子をつかまえて羽交い絞めにしましたが、こんな姿を見せてしまっては絶対に入園出来ないと落胆したのでした…。

ですが、その幼稚園は息子を温かく受け入れてくれました。有難いご縁に恵まれました。

多動の子と一緒にいると誰よりも多動になる

息子は興奮しやすい性格なので、動き回る子がいると、その子に刺激を受けてその子と同じくらい、あるいはその子以上に激しく動き回ろうとします。

「これが楽しい!」と思ってしまうとブレーキが利かなくなります。結局、ブレーキが壊れた車は事故を起こします。いつまでも動き回って暴れている息子は一人取り残され、周囲から「変な子」と白い目で見られてしまうのです。7歳になる息子は今でもこの傾向が残っています。

特別支援教育相談室でも興奮して大暴れ

療育施設の先生から、就学前に特別支援教育相談室に行くように勧められ、年長の12月ごろから息子と一緒に相談に通い始めました。

ですが、相談室の担当の先生が若い女性の先生だったのが嬉しかったのか、緊張がほぐれた息子は、振り子の揺り戻しによって調子に乗り始めました。与えられた玩具を激しく壁にぶつけて遊びだし、次々と玩具を出してきては投げ散らかし、先生の髪の毛を何度も引っ張り、わざとヨダレを垂らし・・・その間はやはりケラケラと笑いっぱなし。またしても笑い茸??

この息子の様子を何度も見た担当の先生は、普通級ではなく特別支援級に入学することを勧めてきました。私もかなり不安になり、特別支援級を真剣に考え始めました。

ですが、結果的に、普通級でも大丈夫だったわけです。

多動への対応と現在の息子の様子

息子の多動はさほど激しいものではなく、普段は目立ちませんでした。次々と興味が移り変わって集中力無く動き回る多動は見られませんでした。ですから、入園式、卒園式、発表会、運動会、入学式・・・全て、集団から外れることなく無難にこなしていましたし、教室からの飛び出しも殆どありません。

息子の場合、多動の原因は、興奮・衝動性にあると思われ、特に「楽しい」「面白い」に過剰に反応しやすいことから起きるので、場面は限られていました。そのため、私もあまり深く考えず、

「じっとして、落ち着いて」

などの抽象的で工夫のない場当たり的な言葉掛けしか出来ていませんでした。これでは息子には全く入っていきません。もっと、息子の興奮を鎮める具体的な言葉かけが必要だったと反省しています。

例えば、息子の場合はパパに怒られることをとても恐れているので、これを利用して予め

「今日、あんまり動き回って周囲に迷惑かけちゃったらパパに相談するね。周りの人を困らせることは良くないことだからね。」

と予告しておきます。この予告があれば、暴れ始めたときに「パパに相談するよ」と言葉をかけることによって本人の興奮が一気に冷めやすいようです。予告なしに「そんなに暴れたらパパに言うよ!」と言っても「別にいいもん!」と言ったり、息子にとって嫌なことを言った私に向かって攻撃してきたりします。予告しておくかどうかで反応が全く違うのです。

おそらく、予告なしで急に言っても、興奮した息子の脳の中には入っていかず理性の回路が開かないようですが、予告しておくと私の言葉が入るための道筋がつけられるようで、興奮した息子の脳にも入っていき理性の回路を開いてくれるんだと思います。

ただ、この方法は、ある程度の言語理解力があって「約束」の意味も理解していなければ使えないので、2、3歳の発達障害児には難しいと思います。

息子の場合は、遅くとも5歳くらいからこの対応をしておけば良かったと後悔しています。

今でも、「楽しい」「面白い」の刺激を受けると自己中心的な行動に走ってしまい、周囲が見えなくなって延々と動き回る傾向があります。「悪ふざけ」の現象もまさに多動の一つの形だと思います。

ですが、サルのように暴れまわるということは殆ど無くなり、動きそのものは落ち着きを見せ始めています。親が適切で具体的な言葉かけを繰り返すことで、興奮を冷ます理性の回路の道筋をつけ、いずれは、言葉かけがなくても、自ら気づいて理性の回路を開けるようになって欲しいと思っています。

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